内容
「じつはフランス製じゃないんだ、フランス人形は」「そうなの?」ある春の日、八駒家に持ち込まれたプラスチックの箱の中身は「冬の室内」といった趣の舞台装置と、その右のほうで行儀よく椅子に腰かけている少女の人形。子供らしい快活を示すように、ひょいと天を向けた少女の右足のつま先は―こなごなになっていた。破損の責任を押しつけられそうな敬典の姿を見て、娘のつばめは憤慨するが、敬典は不思議と落ち着いていて…。きっかけは小さな謎でも、それらは八駒家の食卓の上で壮大なペダントリに発展する。『天才たちの値段』で鮮烈な印象を与えた新鋭が贈る、あたたかなタッチで描かれた愉しい連作。
(「BOOK」データベースより)
目次
人形の部屋
外泊1―銀座のビスマルク
お花当番
外泊2―夢みる人の奈良
お子様ランチで晩酌を
(「BOOK」データベースより)
▼この書誌情報へのTrackBack URL
http://www.hontsuna.com/tb/1952934
- 人形の部屋/門井慶喜 ★★★☆☆
Excerpt : 「じつはフランス製じゃないんだ、フランス人形は」「そうなの?」 ある春の日、八駒家に持ち込まれたプラスチックの箱の中身は、「冬の室内」といった趣の舞台装置と、その右のほうに置かれた椅子に行儀よく腰か
Weblog : ミステリ畑
Tracked : 2008-01-11 16:54
- 間があいてばかり
Excerpt : ■「天才たちの値段」に続いて、やはりどこか真贋鑑定ものの匂いがする。 ■表題作はよかった。 ■クーンツはほんの時々手に取るだけだが、本棚に残してあるのは「ライトニング」のみ。これもスルスル読めた
Weblog : 暴走本棚
Tracked : 2008-02-24 00:24