「東雅彦は嘘つきで女たらしです」愛心学園吹奏学部の部室に貼られた怪文書。部員たちが中傷の犯人は誰だと騒ぐ中、オーボエ首席奏者の渡会千尋が「私がやりました」と名乗り出た。初恋の人の無実を証明すべく、葉山君が懸命に犯人捜しに取り組む「中村コンプレックス」など、「卒業式編」は四編を収録。デビュー作『理由あって冬に出る』に続くコミカルな学園ミステリ、前編。
(「BOOK」データベースより)
あの日の蜘蛛男
中村コンプレックス
猫に与えるべからず
卒業したらもういない
(「BOOK」データベースより)
公孫樹の枯葉がふりそそぐ十二月、中学時代の同級生・竹田寛子が、ラブホテルで殺害された。高校二年生の木村時郎は、寛子の最近の様子が気にかかり、彼女の高校の同級生を訪ねた。そして寛子が、“プラスチック・ラブ”という謎の言葉を残していたことを知る。その帰り、時郎は事件を取材している柚木草平と出会う―。四季の移ろいと事件を綴った、青春私立探偵シリーズ番外編。
(「BOOK」データベースより)
雪のふる前の日には
春はいつも
川トンボ
ヴォーカル
夏色流し
団子坂
プラスチック・ラブ
クリスマスの前の日には
(「BOOK」データベースより)
法廷弁護士にして裁判官の資格を持つ美貌の修道女フィデルマが、もつれた事件の謎を痛快に解き明かす傑作短編集。巡礼として訪れたローマの教会で聖餐杯のワインを飲んだ若者が急死、偶然居合わせたフィデルマが犯人を突きとめる「聖餐式の毒杯」ほか、宿屋の幽霊騒動に巻きこまれる「旅籠の幽霊」、大王位継承をめぐる事件に挑む「大王の剣」など、バラエティ豊かな5編を収録。
(「BOOK」データベースより)
聖餐式の毒杯
ホロフェルネスの幕舎
旅籠の幽霊
大王の剣
大王廟の悲鳴
(「BOOK」データベースより)
両親が失踪し、孤児院で暮らしていたサブリナとダフネのグリム姉妹。ふたりを引きとったのは、祖母だと称する老婦人だった。(絶対おかしい!だっておばあちゃんは死んだって聞いてるんだから…)町はしょぼいし案内された家はヘンテコ。同居人だというひょろひょろの老人はなんだか怪しい。おまけに料理の色もヘン。疑惑を深めるサブリナをよそに、妹のダフネは祖母だというレルダにすっかりなついてしまった。レルダによると、一族はかの有名なグリム兄弟の子孫で、町に住むおとぎばなしの登場人物たちの見張りをしつつ、代々探偵業を営んでいるという。信じるものかとがんばるサブリナの目の前で、レルダたちが巨人にさらわれてしまった!おかしな町のおかしな事件に幼い探偵姉妹が大奮闘。「グリム姉妹の事件簿」第1弾。
(「BOOK」データベースより)
大学教授にして推理作家の富井は、ドイツの修道院に妻と共に招かれた。新設の美術館が、巨匠クラナハの幻の傑作を開館に先立ち公開するというのだ。だが、日本人女性画家が失踪したうえ、二つの殺傷事件が続けて起きる。招待客に紛れて殺人を犯したと疑われるKGBエージェント“オットー”を逮捕すべく、西ドイツの諜報機関が立てた作戦に、富井は協力を要請された。舞台をマルタの小島に移し、再び容疑者たちを集めた盛大なパーティが開かれる。だが、宴の後で発見されたのは、それぞれ異なる方法で死に至った、四人の亡骸だった…絵画の謎と謀略に彩られた、絢爛たる歴史ミステリ。
(「BOOK」データベースより)